ネットの世界のコミュニケーションのいいところ

先日、コメント欄で10代、20代の人とやりとりする機会がありました。このコミュニケーションで共感してもらった件があるのでご紹介したいと思います。

 

私が思うネットでのコミュニケーションの良いところは、偏見が少なく、その意見だけを判断できるということです。

 

リアルでは、「この意見や情報の発信者はどういう人なのか?」というのが重要視されます。これは、発信者の言語行動と実践の整合性を判断されるところが大きいからです。

例えば、他者の行動を批判するとき、容易に以前の発言をさかのぼれる現代では、以前自分も同じような悪い行動をしていなかったかとかチェックする必要がありますね。

だけれども、一方、ネットでは、情報の発信者はあだ名や匿名、記号などの識別子に加えて簡単なプロフィールの情報しか与えられません。これは、その情報自体が有効な情報であればすぐに取り入れることができるることになります。つまり、ネットではそういう事前の履歴は関係なしに、発言が正しいか、そして自分自身が実現可能なレベルなのかだけチェックして、やるかやらないかを決めればいいのです。

 

もちろん、その分、リスクも大きい場合があります。顔の見えない相手がひょっとしたら悪意を持って行動しうるからです。そこには注意が必要です。

が、リスクが少ないような内容ならば、どんどん情報を出して、それに対する意見をもらって、使っていくことが出来ます。具体的には、友達に○○っていわれて喧嘩してしまったのだけど、謝ったほうがいいかなレベルの、日常性の中にあるような判相談事の場合(かつ絶交レベルにならないような事柄)だったら、自分の身近な友人関係に尋ねるよりも、全部を知らないが故の客観的な答えが返ってくることがあります。

 

これをリアルでやってしまうと、たわいもないことなのだけれど身近な人には知られなくないような情報を話さなくてはなりません。情報の秘匿性という点から考えると、危なっかしく、その後のことについても影響が出る場合がありますね。

 

これがインスタントなメリットだと思います。