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仕事で周りにあたる50代男性

わが社と共に仕事をされている三河さん(仮名)、50代男性です。飲食店の支配人や店舗の立上げを何度か経験されており、その経験を生かして一緒に仕事を始められました。

 

ところが、現在、ほとんどうまくいっていません。徐々に、ネガティヴなコメントをつぶやくようになりました。彼の信念は、「自分は時間をかけて知識を入れたらできる」です。が、初動で躓き、本業が忙しくもあり、にっちもさっちも行かない状態です。

 

私の見立てでは、基本的な知識をしっかりインプットしなかったこと、プレゼンの順番を間違えたことでうまくいかなかったのだと推測しています。なぜならば、突然、基本的な質問をされたり、自分は正々堂々としたいといって相手の都合を考えず、どんどんビジネスのお話をされているようです。

 

どんなにいいお話でも、順序を間違えたら受け入れられません。相手に聞く準備をしていただかなくてはなりません。そのため、講演の際には、リラクゼーションとなるようなお話やストレッチを入れたりする方々もいますね。講演じゃなくて、気になる女性をデートに誘う際も、「好きだからデートして」じゃなくて「映画の只券あるから見に行こう」の方がお相手も誘いに乗りやすいはずです。

 

3ヶ月ほど一緒に活動してきましたが、失敗しないと間違えに気が付かない方なのです。その失敗も、逐一細かく説明して、やっとご認識されるという状態です。さりげなく指摘するいくつかの項目をご理解していただけなくて残念なところがありました。

 

ある時「毎週会議を開いてくれ、いろんな方の意見を聞きたいから」といわれました。その方のためじゃなくても、その必要性は感じていたので、企画も考えたのですが、毎週集まれるというわけには行きません。東京でも、東から西までありますし、特に決算の時期は、皆さんメインのお仕事が忙しいのです。

ただし、仮に集まったとしても、一回の話のたびに、自分の過去の自慢話、仕事の話じゃなくて現状の言い訳をずっとされてしまうと人を紹介するのも難しいです。またうまくいっている方を下手に紹介してしまうと、さらにご自身の状況を客観視して落ち込んでしまうことが想像できます。

 

先日、彼の念願叶って、私たちと一緒に仕事をしている女性経営者と一緒にお食事をすることになりました。変なこといわないかなぁと思って気がかりでしたが、話の最中に興奮して怒り出しました。その場にいない、彼の長年のお友達に怒り出したのですが、彼以外の人をしらけさせてしまいました。以前に私と二人のときも同じ内容で興奮して怒っており、怒りがさめないようです。

 

私は該当チームの運営者として、どうしようか迷います。三河さんは、黙っていれば素敵な方なんです。存在感があるので、黙って座っていれば、もうちょっと尊敬の念を集めたりすることもできるからです。

 

また、ご自身のビジネスがうまくいかないことに対するやるせなさや不満もそれはわからないことはないです。今までそこそこの経営実績を残していて、失敗もあったけれども、今回は必ず軌道にのせると思ってやっているのに、それはつらいでしょう。

 

しかし、だからといって周りの方にあたるというのは、コミュニティを守るためにしなくてはいけないことを作ってしまいます。一方で、三河さんの名誉とビジネスを守るためにすること、綱引きの間で調和を図ってよい解決策を模索していきます。見限ったりするのはカンタンですから。